さて、今回は
自分の考えや
やりたいことを相手にプレゼンするときによく使われるパワーポイントの資料の作り方についてお話しします。
ポイントをまとめてみました。
1、資料は読ませない
2、スライド1ページに1事項
3、適切なフォントを使う
4、配置を整えてスッキリ見せる
5、文字の強弱、下線、色文字、吹き出しなどを使いメリハリをつける
まずは一つ目「
資料は読ませない」です。
資料の一番重要な役割は言葉では伝わりにくいことを
視覚で伝えるということです。
なので、ダラダラと文字を書くのではなく写真や、図、グラフなどを使い
一目で何を伝えたいのか分かる資料を作りましょう。
伝えたいことがある場合、説明を図や写真、グラフで表現できないか考えてみてください。
視覚に訴える資料作りが大切です。
次に、「
スライド1ページに1事項」です。
一枚のスライドにたくさんのことを詰め込みすぎると
情報が多すぎて何が言いたいのか伝わりづら苦なってしまいます。
スライドのページ数は気にせず、言いたいことをテーマ別に1ページ1事項のみにします。
伝えたいメッセージを1つだけ書いたら、後の説明は相手の目を見ながら自分の思いを言葉にして伝えてください。
資料の文章より、
相手の心に届くはずです。
3つ目の「
適切なフォントを使う」については、悩まれる方多いと思います。
まず大前提として、フォントは
使いすぎないことが大切です。
日本語フォントと欧文フォント1つずつか使うとしてもプラス1種類くらいに留めておきます。
日本語フォントでよく使われるのは「
メイリオ」です。
これは明瞭という言葉からきているのですが、その名の通り
見やすいフォントです。
太字対応で単に線を太くしているのではなく太字用に
デザインされているため、重要な言葉を太字にしても見やすさは変わらず
インパクトを与えることができます。
また、欧文は
欧文用のフォントを使うようにします。
Segoe UIなどの欧文専用フォントは英字に特化してデザインされているので美しく整っていて
見やすいです。
「
配置を整えてスッキリ見せる」
これはデザインのご相談に来ていただいた皆さまによくアドバイスさせていただいています。
これをしっかりやることで今回のような資料はもちろんチラシ、名刺、リーフレットなどデザイン全てにおいて確実にワンランクアップします。
次のことに注意して作ってみてください。
・
端と端を合わせる
文字の始まり、写真の端、文章と写真や図、文章の長さ、写真や枠線の大きさなど合わせられるものは全て合わせましょう。
端と端を合わせることで同じ内容でも整って見やすく感じます。
・
余白をとる
例えば、枠の中に文字を入れる場合、枠線と文字の間に余白をとります。
そうすることで、文字が認識しやすく一目で内容が入ってきます。
また、文章+キャプションを複数載せる場合は1つの写真に1つのキャプションで1グループとし、グループとグループの間に余白を入れることで視認性が高まります。
見えない線を引く感じですね。
さて、最後は「
文字の強弱、下線、色文字、吹き出しなどを使いメリハリをつける」です。
これも結構アドバイスさせていただくことが多いです。
タイトルや強調したいことに
太字や
色文字を使うことで
強弱がつき、よりダイレクトに伝えたいことを伝えることができます。
例えば、アピールしたい
ポイントや
数字などには
大きな色文字を使うといいかもしれません。
特に○%とか○円とか数字を目立たせる場合は
単位を小さくすることでより数字をアピールすることができます。
さらにインパクトをつけたい場合は
創英角ゴシックで極端に大きくするとかなりのインパクトになります。
また、ちょっとした説明やポイント、口コミなどには
吹き出しを使用するのもおすすめです。
このようなテクニックを複数使う場合、一つだけ注意してほしいことがあります。
それは、
使い方の法則を作るということです。
例えば、全ページにおいて
タイトルや
重要事項のフォントの大きさをそれぞれ一定にしたり、
注意事項は赤文字、
ポイントは青の吹き出しにするなど、、、
法則を作ることで色々なテクニックを複数ページで使用しても脳の中で分類しやすくなり、いっそう
分かりやすい資料になるのです。
さて、今回のブログは以上になります。
パワーポイントの資料を見やすくするポイント、なんとなくお分かりいただけましたでしょうか?
自分の頭の中にある
やりたいことや
伝えたいことをしっかり相手に伝える場面では、デザインが味方になってくれることがたくさんあります。
この後のブログでも
あなたの味方になるデザインの簡単なコツをご紹介しますので、ぜひご覧ください。